1.ドグラスタ
オープニングは歪ませまくったハードなナンバー。小林太郎の持ち味のひとつであるシャウトが多分に含まれていて、このアルバムの中では一番ロックを感じる。タイトルはドラッグスターのこと?
2.安田さん
二曲目はダンサンブルでポップな曲で、個人的にはアルバムの中で一番好き。ちなみにどの辺りが安田さんなのかはまったくわからない。
3.美紗子ちゃん
Mステ初登場時に演奏した曲。前二曲に比べると演奏自体は面白みがなく、一般受けを狙ったシンプルなロックバラードといった感じ。
ただこの手のアーティストの中ではかなり歌唱力のあるため、悪くはない。というか、普通に好き。
4.SAKURA CITY
爽やかなタイトルと曲調に反して、歌詞が剣だとか切っただとか裂いただとか物騒。始まりってのはそんなもんかもしれない。
5.蛇烙
1に似た泥臭い曲。小林太郎はカードコバーンだとかチバに近い声質なので、こういった曲調が合う。
6.ソフィー
冒頭の印を踏んだ歌詞が好き。サビにもう少し疾走感があればよかったかなと思う。
7.スノーダンス
8分近くある長い曲。長い割にはちょっと単調かも。前半2分くらいは削っても良かったのでは。
総評.初めて小林太郎を聞いたけど、19歳でこのアルバムを作れるのは純粋に凄いことだと思う。特に1~3の流れは素晴らしい。ただ、どうも後半がパンチ不足でダレ気味になるのが気になった。
最近のロックは奇を衒いすぎというか、アイディアで勝負みたいな部分があるので、こういうシンプルで誰もが聞いてカッコいいと思うロックをやってくれるアーティストは貴重な存在だと思う。ぜひこれからに期待したい。
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